調教の種類と効果
駄馬を名馬にするのも、全てはプレイヤー次第。それぞれの調教メニューをよく把握し、思いどおりの育成ができるようにしていきましょう。
各調教の効果
調教は競走馬の素質を伸ばす大事なトレーニングだ。調教によって得られる効果は大きく分けて3種類。スタミナを付けるもの、スピードを上げるもの、馬の精神効果を改善させるものがそれだ。それぞれの要素は、何種類かのメニューが用意されており、競走馬の調子やトレーニング量等によって選べるようになっている。
芝
- スピードUP
- 脚元負担大きい
- 疲労度★★★
- 気性良化
より実戦に近い調教。脚元への負担は調教メニュー中最大で、脚元の弱い競走馬はよく故障してしまう。ただ、スピード能力を上げるのに効果的。ゲーム中ではスピード値を上げるのに最も効果的なメニューである。ダート同様、単走の他に併せも行うことができる。
ダート
- スタミナUP
- 脚元負担が芝の次に大きい
- 疲労度★★☆
- 気性良化
砂を敷き詰めたコースで行う、調教の基本メニューの1つ。レースでもダートを敷き詰めたコースがある。
効果はスタミナの強化。脚元への負担は大きくない。また疲れも残りにくいので、古馬まで幅広い年代で利用することができます。単走の他に併せも行うことができる。
ウッドチップ
- スピードまたはスタミナ両方UP
- 翌週に疲れ残る
- 疲労度★☆☆
細かく砕かれた木クズ(ウッドチップ)が散りばめられた路面を走る調教で、スタミナが付く。ダートに比べて脚元への負担は小さいが、併せができない。
また、疲労度はダートに比べて小さいが、疲れが取れにくい性質を持つ。脚元の弱い競走馬を調教するのに比較的向いている。
坂路
- スピードUP
- レース中の故障率が上がる
- 疲労度☆☆☆
傾斜の昇り路面を走らせる調教。脚部に負担をかけずにスピード能力を上げることができる。脚元に不安を抱えている馬の場合は、芝を使わず坂路でスピードを強化した方が良い。
ただし、レース中の故障率が上がるので、出走前の調子がどうなったか調教師は発言してくれないので、レース前の調教には不向き。
プール
- スタミナUP
- 脚元不安なし
- 疲労度☆☆☆
実際に競走馬をプールで泳がせる。スタミナを若干だが強化できる。脚元への負担はゼロ。ただし効果も薄い。
用途は脚元の弱い古馬の体重調整や、故障明けの馬の体重を減らすのに使う。競走馬の調子が変わりにくいので、大レース前の調子を維持するのに使う手もある。
ポリトラック
- スピードUP
- 疲労度★☆☆
スピードに効果がありますが、芝に比べて効果が低い代わりに、脚への負担が軽減されます。
調教による疲労と脚元の負担
調教は競走馬を鍛え、その潜在的な能力を引き出すことができる反面、ケガをするリスクが常に付きまとう。効果が大きい調教ほど疲労が溜まりやすく、また脚元にかかる負担が大きくなる。
よほど丈夫な馬でない限り、ハードな調教を続けるとすぐ故障してしまうようだ。馬が少しでも疲れた様子を見せたら充分に休ませる。そのくらいの慎重さがあってもいいでしょう。