ダビマスフォロス(プリンスリーギフト・ロイヤルチャージャー)系

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フォロス(プリンスリーギフト・ロイヤルチャージャー)系

ダービースタリオンマスターズ(ダビマス)に登場する血統「フォロス」系のプリンスリーギフト、ロイヤルチャージャーを紹介していきます。

プリンスリーギフト

9勝をあげた中堅競走馬で、種牡馬成績も大したことなかったのだが、クインアンSなどを勝ったB級マイラーのテスコボーイが日本で大成功を収めたことにより、一気に日本での人気が沸騰。ファバージ、バーバー、とライバルチーフなど続々と直系種牡馬が輸入された。いずれも好成績を残し、バーバーはカネミノブなどを出し、ドライバルチーフは1979～80年の3歳リーディングサイアーに輝いている。

テスコボーイは1974年、1978～81年の日本リーディングサイアー。日本の競馬にスピードを持ち込んだとも言われる大種牡馬。東証ボーイ、サクラユタカオーの2頭の名馬を出した功績はあまりにも大きい。

『天馬』と呼ばれたトウショウボーイは、有馬記念、宝塚記念などを勝ち、テンポイント、グリーングラスらとともに一時代を築いた。種牡馬としても優秀で、常に質の高い産駒を出し続けた。代表産駒は三冠馬ミスターシービーだが、その切れ味は特に牝馬によく伝わっているようだ。

ロイヤルチャージャー

ネアルコの3大主流のうちの一角をなすロイヤルチャージャーは、ナスルーラの近親でもある。その系統は日本ではスピードシンボリを出したロイヤルチャレンヂャーなどもあげられるが、やはりターントゥ一頭によって大きく発展させられたというべきだろう。

米のB級競走馬だったターントゥだが、種牡馬になるとファーストランディング、ヘイルトゥリーズン、サーゲイロードの3頭の名種牡馬を出して、この父系を広げていったのである。

ヘイルトゥリーズンは、1970年の米リーディングサイアーで、ロベルト、ヘイロー、ストップザミュージックなどを出した。英ダービー馬ロベルトは、リアルシャダイ、ブライアンズタイムを出し、ヘイローは言わずと知れたサンデーサイレンスの父である。これらの種牡馬がリーディング上位を争う活躍を見せたことにより、ターントゥ系の評価が高まりつつある。

サーゲイロードは、セクレタリアトの半兄で、競走成績では大きく見劣るが、種牡馬としての実績は上。名馬サーアイヴァーとハビタットを出して、サイアー界に大きな影響を残した。

サーアイヴァーは、日本ではその仔サーペンフロがランニングフリーを出している程度だが、サートリストラムがニュージーランドで記録的な成功を収めている。

ハビタットは、なんといってもスティールハートの功績が大きい。父の持つスピードを余すところなく受け継ぎ、日本で数多くのマイラー、スプリンターを輩出した。その代表産駒であるニホンピロウイナーも、種牡馬として大成功している。

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